相続税のコラム

2012年10月15日 月曜日

親名義の建物に子供が増築した場合

親名義の建物に子供が増築した場合は、民法上、増築部分についても建物の所有者である親の所有物となります。この場合、親が子供に対して何らかの対価を支払わない場合は親が子供から利益を受けたものとして贈与税が課税されることになります。

しかし、子供が支払った建築資金に相当する建物の持分を親から子供に移転させて共有とすれば贈与税は課税されません。

ただし、子供の持分をどれだけにするか慎重に決定しないとまた税金問題が発生します。持分を子供に多く移転しすぎると、親は増築後の建物の持分の一部を子供に譲渡したことになり、譲渡所得が課税される場合がありますので注意が必要です。

投稿者 資産税部 井上祐一  《岐阜市//相続税》